「営業部で、評価がAの人は何人?」のように、条件が2つ以上あるときの数え方で、COUNTIFが使えなくて困ることがあります。COUNTIF関数は、条件を1つしか指定できないためです。
複数条件で数えるときは、COUNTIFS関数を使います。この記事では、「AかつB」の数え方と、「AまたはB」の数え方を図解で説明します。
=COUNTIFS(A2:A7,"営業",B2:B7,"A")
「かつ」で数える|COUNTIFS関数の基本
COUNTIFS関数は、「範囲」と「条件」のペアを、条件の数だけ並べて書きます。すべての条件を満たすセルだけが数えられます(AND条件)。

- 範囲と条件は、必ずペアで書きます
- 範囲は、行数をそろえます(行数が違うと #VALUE! になります)
- 条件は、127組まで指定できます
「または」で数える|COUNTIFを足し算する方法
「営業または総務」のように、どちらかに当てはまる数を数えたいときは、COUNTIFSではなく、COUNTIFを足し算します。COUNTIFSは「かつ」にしかならないためです。

条件が少ないときは、COUNTIFをそのまま足し算する方法でも同じ結果になります。
=COUNTIF(A2:A7,"営業")+COUNTIF(A2:A7,"総務")
比較演算子や日付を条件にする書き方
「80以上」「日付が4月1日以降」のような条件は、比較演算子と値を「”」で囲み、セル参照とは「&」でつなぎます。
| 条件の書き方 | 意味 |
|---|---|
| “>=80” | 80以上 |
| “<>営業” | 営業以外 |
| “>=”&E1 | E1のセルの値以上(セル参照は「&」でつなぐ) |
| “営業*” | 営業で始まる(ワイルドカード) |
=COUNTIFS(C2:C7,">="&E1,C2:C7,"<="&E2)
この式は、C列の値がE1以上、かつE2以下の件数を数えます。同じ範囲に2つの条件を指定して、期間の絞り込みにも使えます。
うまく数えられないときの確認ポイント
- 範囲の行数がそろっているか:ずれていると #VALUE! になります
- 条件の文字が全角になっていないか:比較演算子(>、<、=)や「”」は半角にします
- 余分なスペースが入っていないか:見た目が同じでも一致しません
- 数値が文字列になっていないか:左寄せの数字は文字列の可能性があります
まとめ
- 「かつ」で数えるときは、COUNTIFS関数で範囲と条件をペアで並べる
- 「または」で数えるときは、COUNTIFを足し算するか、配列定数とSUMを使う
- 比較演算子は “” で囲み、セル参照は「&」でつなぐ
- 範囲の行数は、すべてそろえる
まずは「かつ」のCOUNTIFSを使えるようにすると、集計の幅が大きく広がります。


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